塾生のWさんから感想をいただきました
今まではこの人のここが嫌い=その人が嫌い。
結局みんな嫌いだった。
好意を持っている人でも一部に嫌いなところを見つければ、「ああ、こういう人なんだ」と結局嫌いな人にしてしまっていた。
自分のこんなところが嫌い、あんなダメなところ、これが出来ないのが駄目といつも攻めて嫌っていた。
好きになりたいのに、ダメなところばかりに目がいってしまう。
結局自分自身が好きになれない、認めてあげられなくて苦しかった。
でもこの頃、自分の腹黒さを認められて来たことで、自分自身のダメさに OK が出せ、他人のダメさにも OK が出せるようになってきた。
以前は頑張って努力して好きな人のダメさを見ないようにしていたが、その努力が無駄だったんだと感じる。
自分も他人も私にとって100%OKな人なんて居るはずがない。
良い人や出来る人にならないと受け入れられない、捨てられてしまう、嫌われると思っていたのは自分の認知の歪みだった。
私のここは嫌いだけど、ここは良いところ。
それが私!
同じように他の人も、私にとっては嫌いなところもあれば好きなところもある。
それがその人。
そんな考えが私にはずっと理解できていなかった。
ふと心の下の方から何かがパカーンと割れて、そんな考えが浮上してきた感じ。
そんな中で気づいたのは、私は勉強が好きなんだなーということ。
そして患者さんに優しいなと言うこと。
私らしいところを見つけた。
なんかすごく嬉しい。
くだらないけど、どうでもいい事なのに、自分での「私らしい」がちょっと見えて嬉しい。
なんだろう、嬉しくて涙が出る。
一生懸命に「私らしいってなんだろう」って考えても分からなかったけど、ポコっと浮かんだ感じ。
何かにいつも一生懸命じゃないと駄目な様に思ってた。
そんなんじゃなくてもいいんだなと思う。
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