こんにちは橋本翔太です。この夏はどこにも出かけずに、家で過ごしていたと言う方も多いのではないでしょうか。
私も今年の夏は特に出かけることもなく、仕事や勉強に集中していました。こんな夏の過ごし方は、受験生以来かもしれません。
さてコロナを通じて、自分自身と向き合い様々な悩みが表面化してきている方が少なくありません。自分の生き方そのものを見直すことになっている方もいます。
悩んだときに、人に相談したり、人に話を聞いてもらうのは、とても大切ですし、よくコマーシャルなどでも、あるいは行政の広報でも、1人で抱えずに相談してください。と言うキャッチコピーをよく見かけます。
しかし誰にでも相談をすると言うのは私はお勧めしていません。
●誰にでも悩みを相談してはいけない
皆さんの悩みを誰かに相談したときに、その悩みを真摯に聞いてくれて、あなたと一緒に考えてくれる友人や相手ならば、安心して悩みを相談することができますが、
闇雲に悩みを相談するのはかえってあなた自身を傷つけることになることがあります。
つまり相談する相手を見極めないといけません。
相手がやたらと上からあなたにアドバイスしたかったり、相談したあなたが聞いていて苦しくなってしまったり、相手が叱咤激励をしてきたり、あなたの話をよく聞いてくれると言うよりは、自分のアドバイスばかりを押し付けてきたり、
そういうタイプの人に相談してはいけません。また、あなたが苦しんでいるのに、それに対して、
誰だって苦しいんだよ
誰だって悩んで生きてるんだよ、
そうやってぐちぐち悩むくらいだったら行動しないよ
などのように、わかったような口調で、あなたに物申すタイプは非常に危険です。
●悩み相談で、あなたが知ってほしい大切なこと
悩み相談で大切なことと言うのは、まず第一にあなたの話を聞いてくれると言うことです。人間は自分の悩みや思いや感情や感覚を、相手に話することで、自分で整理をし、自分で解決を導き出すことができます。もちろん自分で解決できないから悩みを相談しているわけですが、ちゃんと聞いてくれる相手に、あなたが言いたいことを「受け止めてもらう」と、その受け止めてもらえたと言う行為によって、あなたの中の感覚が変化し、そこから新たな気づきや答えが出てくる時があります。
もちろん受け止めてもらえただけでは何も変わらない時もありますが、皆さんがプロではなく友人や知人や家族に対して相談をするときに、とても大切な事は、相手があなたの話を「ジャッジせずに」受け止めてくれるかどうかです。
この受け止めてもらえると言うプロセスが何よりもあなたの痛みや傷や悩みを癒します。
具体的にどうしていったらいいか、あるいは深い洞察を得るためにはプロのカウンセラーやセラピストの助けが必要になる場合もあります。
ただその前段階として、あなたが相談すべき相手は、あなたのことを、あなたの悩みを、ジャッジせずに受け入れてくれる人です。
あなたのことを受け入れずに、あなたの痛みや苦しみに寄り添いことなく、ただアドバイスを言う、ただ叱咤激励をしてくる、そういう相手とは悩み相談をしてはいけません。
●どうやって見極めたらいい?
見極め方ですが、あなたが悩みを少し相談して、相手の態度や帰ってくる答えに対し、少しでも不快な感じを感じたら、もうその話はやめましょう。そのまま相手に悩みを相談してもあなた自身が帰って傷つくことになります。
大切な悩みほど、真剣な悩み相談ほど、相手を選んで相談しなければいけません
橋本翔太は心が不調なときに、ちょっとでもわかってくれそうと思ったら、自分の悩みを相談していた時期がありました。
その相手からは、結局、みんな苦しんでるんだから、そのくらいで悩むな、という、叱咤激励で終わってしまったので、途中で苦しくなって相談するのはやめたのですが、
(悩みにその程度、というものはありません。本人にとってはとても苦しいもので、そこに寄り添ってくれる相手を見極めなければなりません)
もっとショックだったのが、わざわざ私のTwitterのアカウントに、
自分も悩みがあるくせに、Twitterにわかったようなこと書いて、お前聖人かよ?
とコメント書かれたのです。非常にショックでした。友人だと思って、心の内を明かしたのに、その悩みをネタにされて攻撃されたのです。
●動画で詳しく
その痛い経験から、それ以来誰彼にでもお困り事を相談するのは一切やめました。
考えてみれば当たり前のことだと思うかもしれませんが、その当たり前のことが皆さんできていないのです。
思わず自分の悩みを、誰かに話してしまう、そこには大きな危険性が潜んでいることもあります。動画にもまとめました。ご覧ください。https://youtu.be/4EuWaFG3qXk