橋本翔太 レイキ。活動休止に至った理由と経緯。

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橋本翔太とレイキについて、お問い合わせがございましたため、レイキの活動休止に至った理由と経緯について、この記事にて、一つずつ説明していこうと思います。

レイキが何か、については後述します。日本生まれの気のメソッドです。母のガン罹患が、私がレイキを学んだ最初のきっかけです。

目次

●現在は、レイキに関する活動は行なっておりません。その理由をこれからご説明します。

先に結論から申し上げますと、私は、過去にレイキ習得のための講習・セミナーを開催し、受講生のみなさんにご参加いただいておりましたが、

現在は、レイキに関する講習は一切行っておりません。レイキに関する何らかの募集も行なっておりません。

また、私は福島県出身なのですが、東日本大震災後、当時周囲にいた、レイキやスピリチュアル関係者の発言に大きなショックを受けたことをきっかけに、レイキに関する指導ならびに事業を徐々にフェードアウトし、既存の受講生のサポート終了を最後に、レイキに関する活動、指導を終了させていただきました。

また私自身が、震災によって倒れてしまうのですが、震災後に学んだ栄養療法と心理療法を学び直したことで救われ、劇的に変化したことから、これからは、より効果を体感できた、栄養療法や心理療法を伝えていきたい、まだあまり広まっていない、栄養療法や心理療法、これらを伝えていきたい、と強く思ったことが最大の理由です。(詳細については後述します)

なお、当時立ち上げた、日本レイキ振興会/日本国際ヒーリングピアノ協会、は上記をもって、活動を終了し、すでに閉会しております。

よって、混乱のもとにならないよう、レイキティーチャー、レイキマスターといった肩書きも返上しており、現在その表記は一切、行なっておりません。

お問合せいただきましても、今後も開催の予定はございませんので、どうぞご了承ください。

それ以降、日本だけではなく、出張先のアメリカのシカゴや、シンガポールで、日本発祥のレイキを日本人から受けたい・受講したいという希望をいただくこともございましたが、それらも全て丁重に、辞退してきました。

なお、当時の弊社レイキ講座受講生のサポートはすでに終了しておりますが、当時の受講生のお問い合わせは現在も受け付けておりますので、どうぞご安心ください。

レイキは、広義で漢方や鍼、東洋医療と同じカテゴリーに入ると考えています。最近では最先端の心理学とのつながりも感じています。

活動は終了していますが、私はレイキ、気(エネルギー)を否定してはいません。広義で漢方や鍼、東洋医療と同じカテゴリーに入ると考えています。

また、後述しますが、たとえば、最先端の心理学のひとつでもある、ポリヴェーガル理論のタッチに応用できる可能性、つながりを感じております。

西洋で発展してきた心理学の最近の動向として、マインドフルネスをはじめ、東洋思想が取り入れられている傾向も、ひとつの大きな流れなのではないかと感じています。

また当時、レイキの活動を通して、多くの方々と関わることができ、人生のサポートをできたことを、感謝しております。そして今も誇りに思っております。

活動休止に至った経緯もこれからお話ししていきます。

●心理学を学ぶうちに、レイキに辿り着き、また心理学に戻ってきた過程について。

レイキを教えていたくせに、途中から心理カウンセラーに転身した、という噂があるようなのですが、私は大学院にて心理学を専攻し、心理支援(カウンセリングなど)を20代の頃から続けてきています。

心理支援は、20代の活動当初から今まで、ライフワークとして続けていることになります。

2014年にも心理カウンセラーとして上梓した書籍がKADOKAWAさんより二冊出版されています。詳細はこちらもご覧ください。https://shota-h.com/event/7220

●ユングの共時性から、精神世界へ、そしてレイキへとつながっていく

当時、大学院で私の指導教官をしてくださった、庄司康生先生には大変お世話になり、今も心から尊敬してるのですが、庄司先生はユング派の先生でいらっしゃって、

庄司先生の影響を受け、ユングのこともたくさん勉強しました。

ご存知の方もいると思いますが、心理学者であるユングは、晩年につれて、精神世界、いまでいうスピリチュアル的な要素を取り入れていくようになります。

それは易であったり、シンクロニシティと言う概念であったりします。

シンクロニシティ(共時性。心に思い浮かぶ事象と現実の出来事が一致すること:広辞苑)とは、今でこそスピリチュアルの世界で聞く言葉ですが、もともとはユングが最初に作った言葉です。

橋本翔太のスタートは心理学からであり、そこから、当時の指導教官の影響をうけ、ユングを学び、そこから精神世界を学ぶようになりました。

精神世界、ニューエイジ、スピリチュアル、東洋思想に東洋医学と、徹底的に学びを進めていくなかで、レイキという大正時代に日本で生まれた気のメソッドを知ります。

その頃、母にガンが見つかり、大変ショックを受けていた時期でした。抗がん剤で苦しむ母に、何かできることがないか、もしかしたら、このレイキが役に立つのではないか? ということで学びはじめたのがきっかけです。

●東日本大震災での周囲の発言と、自身の不調で全てが崩壊した。

一時期は講師として指導をやらせていただくほど、レイキ、気の世界を追求していました。合気道にも通っていました。(合気道は、字の通り、気の格闘技ともいえます)。

ヨガやフラダンスも、プラーナ、マナ、といった、気(エネルギー)の概念の言葉があります。

言葉は違えど、この気、エネルギーという概念を大切にしているため、それらも学びました。

また、漢方や鍼治療にも気の概念が使われます。国家資格にも、気の概念があることに大変興味がわき、東洋医学も自分なりに勉強していました。

また当時は引き寄せの法則が一大ブームを巻き起こしており、ブームの火付け役である、アメリカのヒックス夫妻の影響を私も強く受けました。

日本語訳だけではなく英語の原本も取り寄せて読むほど、熱心に勉強、実践していました。

しかし、東日本大震災で全てが変わってしまいました。

●東日本大震災で被災した地域、亡くなった人たちを、浄化と呼ぶ人たちが許せなかった。

東日本大震災は、福島県出身の私には非常にショックな出来事でした。

当時、実家も半壊し、精神的なショックから、うつ状態、パニック発作、不安神経症などで苦しむことになります。

2010年の9月頃までに、奨学金を妹の分まで返済したり、実家の借金を返済したり、と、子供の頃から背負っていたものを全て解決しており、そもそも、心身共に燃え尽きていたところに、震災が最後の一押しになって、私自身が崩壊してしまった状態でした。

私が崩壊してしまった非常にショックな出来事のひとつが、その時周囲にいた、レイキやスピリチュアル関係者の発言でした。

・震災は浄化である。

・波動の低さも原因。

・この浄化で地球がよくなる。

・震災は必要なプロセス。

・震災を引き寄せた。なぜなら自分のネガティブさが原因だから。

ここでは書ききれませんが、信じられないような発言を、ひょうひょうと、繰り返しているのを耳にし、その発言を読み、愕然としました。

普段は、波動だの引き寄せだの、感謝だのありがとうだの、講釈を垂れていた人たちが、震災を浄化と呼ぶのです。

この人たちは、自分の家族が震災で亡くなっても、津波で流されても、それを浄化といえるのか?

自分が震災に巻き込まれたら、それは自分の波動が低いから、と言えるのか?

この状況に対して、震災を浄化、これから地球がよくなる、と平然といえてしまう、その無神経さ。

何かが音を立てて崩壊していきました。

●レイキ、引き寄せの法則が、どんどん現世利益的な、いい加減なものになっていくことへの、強い違和感。

そもそも、この震災が起こる前から、目に見えない世界を語る人たちに対して、少しずつ、違和感は、私も感じていました。しかし、私も信じ、勉強してきたものですから、それを客観視することができなかったのです。何かがおかしい、そう信じたくなかったのだと思います。

当時のスピリチュアルブームが後押しして、なんでもかんでも波動が解決すると言うスタンス、努力不要論、といった、科学的根拠のない、現世利益を求める動きが、スピリチュアルの業界では強くなってきていました。

レイキの業界もそうでした。レイキをするだけで夢がなんでもかなう、お金持ちになれる、引き寄せられる。だからレイキだけしていればよい、といったような、本来のレイキから大きく離れてズレて伝えている人たちが増加し、それにずっと違和感を感じていました。

まるで魔法か何かのように謳い文句がとびかっていましたが、冷静に考えてわかるように、この世に魔法は存在しません。

そんな魔法があるのなら、この地球から、悲しみも辛いことも、不幸なこともやるせないことも、とっくに消えていることでしょう。

今でこそ、それがわかりますが、当時は、違和感を感じながらも、どこかでそれを受け入れていました。どこかでそれを信じたかったのだと思います。そうであってほしい、という願いのようなものだったと思います。

そういった、小さな違和感の答え合わせができてしまったのが、東日本大震災だったのです。

●栄養療法という、肉体、脳機能へのアプローチで元気になってしまい、泣きながら全ての本を捨てた。

震災を機に自分の心身がボロボロになり、起きあがれなくなりました。今までの気、レイキ、スピリチュアルの学びで持っても、何も改善しませんでした。

そんな中、分子整合栄養療法に出会います。食事を変え、専用のサプリメントで脳と神経伝達物質に必要な栄養素の補給を行うアプローチを実践することで、劇的に元気になっていきました。

あれだけ、波動や気、目に見えない世界のことを信じ、実践し、頑張っていたのに、肉体、脳機能を整えるという、(今考えると当たり前すぎますが)、身体のアプローチで、

しかも、専用の食事を意識して食べるだけ、専用のサプリメントを飲むだけ、という私にとってはなんてことない努力で、劇的に元気になってしまったわけです。

むしろ震災前よりも、体調が良くなり、風邪を引かなくなり、メンタルが安定し、活力に溢れ、ピアノや英語まで勝手に上達し(脳機能が改善するからです)、スピリチュアルがよく言っていたような現世利益的なことが、食事と栄養で解決してしまいました。

これはこれで、大変ショックで、もう何を信じたらたいいかわからなくなり、本当に、泣きながら、嗚咽しながら、今まで一生懸命勉強してきた、目に目ない世界に関する、本や資料を捨てました。ユングの本もこの時、捨てました(ユングの本は、あとで買い直しましたが…)

これをきっかけに、レイキの指導はフェードアウトしていきます。その後、既存の受講生のサポートをもって終了させていただきました。

繰りかえしになりますが、現在は指導、ならびに活動はおこなっておりません。

●レイキの活動をやめた理由の【最大の理由】は、栄養療法や心理療法が、より短期間で確実に心身に効果が出ることを体感したから

レイキの活動を終了した、最大の理由は、栄養療法と心理療法が、レイキよりも即効性があり、確実に心と人生を回復させてくれることを、自身の心と体でしっかり体感したからです。

まだ世の中にあまり知られていない、栄養療法と心理療法を伝えていきたい。そういう強い思いがわいてきたのは自然なことでした。

震災後、自死まで追い詰められた私を救ってくれたのが、栄養療法であり、あらためて学び直した、心理療法でした。

森田療法、アドラー心理学、ジェンドリンのフォーカシングに、ロジャースの人間性心理学など、助けになる心理療法がたくさんあることを改めて再認識し、大学院時代の心理学の学びで止まってしまっていた自分を恥じました。

栄養と食事を整えるだけでも、具体的に目に見えて、短期間で、心身が改善されます。お肌の調子も良くなり、風邪をひきづらくなり、心が前向きになります。

そうやって身体と脳機能が整った状態で、科学的に心にアプローチをしていく、適切な心理療法を取り入れることで、心の深い問題が解決され、その結果、行動が変わり、生き方が変わり、人生が変わります。これを自分の心身を通して強く強く体感しました。

レイキやスピリチュアルだけでは解決できなかった、根っこの部分が、みるみる解決していったのです。

こんなに素晴らしい方法があるのなら、栄養療法や心理療法に専念して、これらを伝えていきたい。そう思ったのは、私にとっては自然なことでした。

●しっかりエビデンスがあるものを、これからは伝えていきたい

また、東日本大震災でのショックと、自身の体調不良で、いくつもの病院、大学病院をたらいまわしになった経験から、しっかりエビデンスのあるものを、これからは学び提供していきたいという意志が強くなったのも理由の一つです。

レイキは、→厚生労働省のページにもあるとおり、海外でも研究がなされているものの、エビデンスが伴わないものです。(厚生労働省がとりあげるようになっただけでも、20年前と比べれば、ものすごい進化ですが)

よって、効果の体感は、どうしても個人差が大きく、再現性が低い、という弱さがあります。

科学的なエビデンスが全てではありませんが、本当に苦しいとき、切実に心と人生を何とかしたいときには、しっかりエビデンスのあるものを、真っ先に取り組むべきだと橋本翔太は考えます。(お腹が痛いなら、まずは病院にいって診察を受ける、という当たり前のことを真っ先にやるべきであり、それと同じことです)

これは私が、自身の心身不調の中で、エビデンスのないものも試し、必死で取り組み、時間を無駄にしてしまった経験からも強くそう感じています。

栄養療法、心理療法は、ともに、ドクターをはじめ、医療の分野でしっかり研究、蓄積されてきているものであり、多くの研究の土台の上に成立しています。

結果、それでも個人差はあるものの、一定の効果が期待でき、再現性が高いのです。実際、栄養療法と心理療法を活動の土台に据えてから、受講生やクライエントさんの変化が劇的に向上し、加速しました。

レイキだけでは解決できなかったことが、栄養療法と心理療法で根本から解決し、しかもリバウンドがない。それどころか、その知識をベースに、年々、心も人生も良くなっている、という報告をしっかりといただくようになりました。

●スピリチュアルやレイキは、あくでも身体、脳機能の土台ができていて、心もある程度の健康状態でないと、傾倒するのはとても危険です。

2019年に心理カウンセラーとして上梓した「聴くだけうつぬけ(フォレスト出版)」でも書いたのですが、

レイキやスピリチュアルをはじめ、目に見えない世界のことは、あくまでも心身が健康な人が、ちょっとした楽しみ、生きていくためのちょっとした指針として、あるいは、リラックスや自律神経の安定を求めて、その範囲で行うものだと私は今は思います。

心身のバランスが崩れた状態で取り組むと、認知が歪んでいるため、どんどん、ズレた方向に行ってしまいます。

ましてやうつなどの脳機能にエラーが起きている状態で、取り組むのは危険です。認知のエラーを強化してしまう可能性があります。

また、発達性トラウマや愛着の問題、アダルトチルドレンなどの問題を抱えている人も、その症状がある程度解決してからにしないと、かえって余計に自分を苦しめてしまう要因になりかねません。

後述しますが、レイキもスピリチュアルも、お蕎麦の一味唐辛子程度がちょうどよいのです。

●あれから十数年。一周回って、レイキのアプローチは、ポリヴェーガル理論での【タッチ】に使えると気づいたこの頃。

震災後は、あらためて学術的な心理学をもう一度学び直しました。

先ほどの挙げたとおり、森田療法、アドラー心理学、フォーカシングに、ロジャースの人間性心理学、ポリヴェーガル理論などなど。当たり前ですが、心理学はユングだけではありません。そこから現代まで、大きな発展を遂げてきています。

最近は、ポリヴェーガル理論を私も取り入れているのですが、その際に、タッチ、の考え方、アプローチのやり方が、レイキと通ずるところを感じており、十数年の歳月を経て、レイキと心理学の共通項目を見つけ、当時の活動や学びが今に活きてきているのを感じています。

心身の自律神経の問題を解決し、自身で愛着を育むことに、レイキと「タッチ」の概念と通じるところがあるのです。

突飛な魔法のような謳い文句の効能としてではなく、自律神経の安定、発達性トラウマの改善のためのひとつの手法として、レイキは使えると私は思っています。

●東洋的な発想が西洋諸国の心理学の最先端になってきている。

心理学はアメリカやヨーロッパが今でも最先端ですが、ここにきて、西洋諸国が、東洋思想を取り入れ始めているのも、興味深いところです。

マインドフルネスなどは、まさに東洋的アプローチを取り入れたものですし、認知療法も、最近は東洋思想的な発想を使うのが新しいやり方として認知されてきています。

ここにきて、あの当時、必死で学んだことが、また合致してきていることを、面白いな、そして嬉しいな、と感じています。

人によっては拡大解釈して、私がスピリチュアルなどの、目に見えない世界のことを全否定していると思っている人もいるようなのですが、それは間違いです。

私は目に見えない世界も、気も、否定していません。東洋思想は、まさに目に見えない世界とのつながりを重視しています。

ただし、当時のように、それらは、この世の100パーセントであり、全力で取り組むべきことであり、この世の真理だとは、思っていません。

それではバランスを崩します。

●自分が試してみて、元気になったものを、皆さんに伝えたい。

当時も今も、共通している私の信念は、自分がやって効果があったものをみなさんにお伝えしたい。この1点です。

自分が試してみて、元気になったものを、皆さんに伝えたい。それだけなのです。

それが、橋本翔太の活動の源泉です。言い方を変えると、私、橋本翔太自身に効果のあったものしか、お伝えしていませんし、それしかお伝えできません。

私のお話を良いと思ってくださる方は気づいていると思うのですが、私は、私の身体と心と人生を通して、確かに効果のあったものだけをお伝えしている、というスタンスです。

いくら知識だけ手にしても、本人の心と身体と人生を通して効果を感じていないと、説得力に欠け、熱意にかけ、それらを伝えても、伝わらないのです。

●当時のレイキの活動を通して、多くの方が、そして私自身も、救われました。心から感謝しています。

レイキもスピリチュアルも、当時は確かに、私を救ってくれました。そして、今ここに私が立つことができるのは、生きてこれたのは、その当時、レイキやスピリチュアルに救われたからこそです。

あの時の活動があったらからこそ、今、ここに、私が立っています。

どれも必要なことで、どれも無駄ではなかったし、レイキの活動を通して、多くの方が元気になってくださったのは、確かな事実です。

だからこそ、ピアノレイキを生み出すことができたし、出版したピアノレイキ三冊の本も音源も、ベストセラーになり、今も多くの方に聞いていただけているのだと思います。

レイキやピアノレイキの活動を通して、みなさんの嬉しい変化をご報告いただくことで、何より私自身が救われていました。

その活動で、多くの方が元気になってくれました。全国から寄せられる嬉しい体験談に、いつも救われていました。それが私を生かしてくれました。

指導者として、こんなに嬉しいことはありませんでした。多くの方の人生のお手伝いをできたと自負していますし、そのこと自体に、私が救われていました。

レイキやスピリチュアルに関しては、今でも、全てを解決できる、というような誤解を招くような表現をされる場合も少なくなく、そこに関しては私も否定的です。

この世界に魔法は存在しません。そんなものが存在するのなら、もうとっくに、この地球から辛いことも悲しいこともなくなっているはずです。

大切なのは、バランスなのです。

わたしは、自分の過去の活動を否定していません。今はその活動をやめているからといって、それらに効果がない、といいたいわけではありません。

過去の活動にも誇りを持っていますし、それが今の私を作ってくれています。当時、多くの方の変化のお手伝いをすることで、自分自身が助けられていました。

当時の活動があったからこそ、それらを糧に、よりよいものを、今お届けできていると自負しています。何より私自身が、ここまで生きてくることができました。

●変化の早い時代だからこそ、新しいものをしっかり取り入れていく

一方で、これだけ変化の早い時代ですから、常により良いものが、どんどん出てきます。常に勉強を続けることで、そのより良いものを取り入れていけば、お伝えしたいことも変わっていくのは当たり前だと思います。

これだけ変化が早い時代に、過去とまったく同じことをしていたら、それは、成長がとまっていることになると、私は思います。

だからといって、過去にお伝えしていたものが、嘘だったり間違っていた、効果がないものだった、というわけではないのです。

●大切なのはバランス。お蕎麦と七味唐辛子のバランス。バランスが一番大切。

ただし、バランスは必要だと思っています。震災の当時、あのころ私に欠けていたものは、バランス感覚でした。

現実で生きることや、身体を疎かにして、目に見えない世界のことばかりに取り組みすぎたら、体調をくずし、人生がうまくいかなくなるのは、当たり前のことでした。

これは例え話ですが、レイキもスピリチュアルも、お蕎麦にかける、七味唐辛子くらいでいいのです。ピリッときかせることで、美味しくなる。

でも、どんぶりに、やまもりの七味唐辛子をいれて食べたら、誰だってお腹をこわしますよね。大切なのは、バランスなのです。

心理療法と栄養療法でしっかり土台ができて、心身も人生もよくなってきた、その先にちょっとピリっときかせるくらいで十分なのです。

長くなりましたが、上記が私と、レイキに関する説明、レイキの活動を終了し、現在の、栄養療法、心理療法、音楽療法をベースとした活動にシフトした経緯となります。

正しい情報が、みなさんに伝われば幸いです。

ありがとうございました。

橋本翔太